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わたしのなまえわ、落合佳織。友だちなんかにわ、かおりんこ、なんて呼ばれたりしてるけど、大学三回生、二十歳をすぎちゃいました。うん、とっても面白いことがあるってゆうから、誘われていったんですけど、そこは、なんてゆうたらええのんやろ、男の人が喜ぶ場所ですよ。入口に<恥部屋>ってゆう小さなプレートが貼ってあって、そこへ入ってみると、薄暗くって、あまずっぱい匂いがしていて、ああ、ローズの匂いやと、わたし、思ったんです。そうして匂いを嗅いでいると、いきなり後ろから、抱きつかれてきて、ああん、顔なんてわかりません。一瞬、痴漢やあ、ああっ、って思って、抱かれた腕を払いのけようとしたんですけど、ぎゅっときつく抱かれて、ああ、口、ふさがれてしまって、黙れ、声出すと殺すぞ、なんて脅かされて、わたし、そのまま、気を失ってしまったんです。

ふっと気がつくと、わたし、ベッドに寝かされていました。お洋服は、着たまま、靴を脱がされ、スカーフは取られていたけど、上着もスカートもつけたまま、もちろんパンストも下着もつけたままでした。
「ふふっ、気がついたかね、佳織お嬢さん」
男の人の声で、わたしの名前が呼ばれているのに気がつきます。
「ようこそ、佳織さん、いいやかおりんこさん、ここは、はじべやだよ」
「はじべやって?」
「恥部屋って、恥ずかしいことしてもらえる部屋だよ、かおりんこ!」
白いパイプのシングルベッド。赤いじゅうたんが敷かれた6畳間くらいの広さです。

「さあ、かおりんこ、いいから、手をお出しなさい」
わたしわ、ゆわれるままに、寝たまま手を差しだします。すると、男の人は、わたしの手を取り、手首を重ねて、柔らかいロープで括ってしまうのでした。
「ああん、なにするの、手なんか括って、ああ、やだやだ、括られるのやだ」
わたしわ、手首を括られて、一瞬、とっても怖くなり、心の中でイヤだイヤだと叫んでいたのです。
「ふふ、ほうら、ここからとなりをみてごらん」
立ったら覗ける高さの小さな窓があって、ベッドから立たされ、そこへ連れられていきます。わたしわ、ハッと生唾を飲む感じで、息をこらしてしまいます。窓のむこうのお部屋で、高校生の制服をきた女子が、スカートめくられ、下半身すっぽんにされ、足首を開かされて棒で括られ、棒を担ぐ感じで手を横へひろげられ、大の字にされ、中年のおじさんに、なぶられているじゃあ、ありませんか。わたし、とっても、びっくりです。はぁっと驚き、声が出ません。男の人わ、わたしの手首を括ったロープを、ぐいっとひっぱり、窓から離され、ベッドの縁に立たされたんです。