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「かおりんこは、いい子やから、となりの子みたいにしてあげようね」
男の人は、重ねて括ったわたしの手首を、ぐいっと頭のうえまで持ち上げ、そうして、するする、残ったロープをもちあげ、天井から降ろしてきた滑車に通してしまうのでした。
「ああん、なにするんですかぁ、こんなんしたら、うち、座れへんやん」
中腰にはなれるんですけどぉ、かなり自由はきくんですけどぉ、手が使えないじゃぁ、ないですか。
「ふんふん、かおりんこ、キミは学校でいちばん可愛い子でしょ?!」
男の人は、わたしのこと、どうして知ってはるんやろ?。わたし、けったいな気持ちです。なによりもびっくりしているのわ、高校生が括られて、半裸にされて、男の人になぶられてる光景、見せられてしまったことです。

「かおりんこ、こころのなかわ、えっちしてほしいんでしょ!」
ああん、いつもわたしが思ってること、ズバリ、当てられちゃって、わたし、どうしたらええんやろ、とっても恥ずかしい気持ちになります。
「ほぉら、かおりんこ、壁の鏡をみてごらん」
わたしわ、ゆわれるままに、壁に目をやります。すると、わたしの姿が、ああん、壁一面に張られた鏡に、わたしの姿が映っているじゃないですか。
「わぁあん、ここは、いったい、どこなの?!」
和室ですけど、赤いじゅうたんが敷かれたお部屋です。六畳間くらい。わたしのワンルームの広さです。目の前の鏡に、わたし、手を頭のうえにのせ、まだお洋服着たままですけど、頭の上の手首は括られていて、紐が上へ吊りあげられていて、ああん、男の人がうしろから、わたしをじっと見つめているんです。

「かおりんこ、いい子だねぇ、はだかになったら、もっと素敵だろうねぇ」
男の人は、30才くらい、とっても魅力ある目つきしてはります。わたし、鏡のなかで、ぐっと見つめられて、ドキドキしてきます。
「ほうら、いい子やねぇ、ううっ、ええ匂いや、ええ匂いやねぇ」
そっと後ろからわたしを抱いてきて、髪の毛から首筋へ顔をくっつけ、そうしてわたしの匂いを、ふうふう、くんくん、嗅いでいやはるんです。
「ああん、だめですぅ、こそばいですぅ、こそばいってぇ」
男の人が、後ろから、わたしの首筋へ顎をすりよせてきてるんです。髭のざらざら感が、わたし、とってもこそばく感じちゃう。ああん、彼のあご、思い出します。彼の顎髭も、ちくちく、その感覚やとわたしは思ったんです。わたしは手首を括られ、立たされたまま後ろから抱きつかれ、愛撫を受けだしたんです。